2013年9月26日木曜日

イノテック 105


製品レビュー
http://www.cyclowired.jp/?q=node/50760

もとはドイツの特殊オイルメーカーのイノテック社が工場用に開発したもので、BMW、Audi、Man(大型トラック、バス製造)の製造現場や林業、レンガの工場等で使用されてそうです。オイルが完全に乾燥すれば薄い被膜が潤滑の役目を果たし、表面はさらりとしていて、粉塵が多い所でも殆ど埃が付かずその結果、最大34%のエネルギー節約、産業機械チェーンの寿命が3倍に延長、摩耗の軽減、メンテナンス回数の削減を実現するというスグレ物です。

塗布上の注意としては、他のオイルと混ざると非常に乾きにくいそうです。
普段はFINISH LINEの赤いのをかセラミック・ルブを愛用している為、まずチェーンの完全脱脂が必要です。

困ったことにこの時期灯油は常備でないのです。ポリタンクの底に残っている灯油をかき集めるとペットボトル半分くらいになりました。

チェーンだけでなくスプロケやプーリーもコーティングしたほうがいいらしいので、まずスプロケを灯油で洗う。

スプロケは使い古しの歯ブラシで最後にこすってあげる簡単に汚れが落ちてくれます。


その後ミッシングリンクを外しチェーンを灯油につけ置き...



初めてミッシング・リンクをつけたときには四苦八苦して手は油まみれになって大変だったことを思い出しました。

慣れるとチェーンの着脱がいとも簡単です。これがなかったらイノテック 105を試そうとは思わなかったなぁ。

そして完全乾燥させます。パーツクリーナーの方が圧倒的に揮発するのですが...コスト的にも灯油!



一日くらい乾燥させたほうが確実なんだろうけど気温も高いし日向に干して約5時間。おそらく十分だろうということで105の登場です。



これキャップの先端をニッパーとかできると小さな穴があいて、そこからオイルが出てくるみたい。

その先端に付属の刷毛を取り付け塗布するわけです。

かなり小さな穴なのですが傾けると思った以上にオイルが出てくるので慣れるまでに少し時間を要しましたが慣れれば、すごく塗りやすいですコレ!

スプロケも無事に塗り上げて後は乾燥させるだけ...

ここで問題発生というかその前に気づいてはいましたが、対応策を真剣に考えていなかっただけです。

このイノテック 105の容器には内蓋なるものが存在しません。当然揮発もするでしょうし、もし保管中に倒れてしまったら...

ということで考えること数分、サランラップを内蓋の変わりに...多少不安も付きまといますがOKとします。



あとは完全乾燥を待つだけですが、3時間たっても乾いた気配全くなし、このままココにぶら下げて置くのも邪魔なので生乾きではありますが、本来の住処に帰っていただくことにしました。

ここでもミッシング・リンクの有難さを再度実感いたしました。

後は完全乾燥を待つだけです。

72時間以上たった現時点でまだ完全乾燥しておりません (^_^;)

やはり、灯油が完全に乾燥してなかったのだと思います。

『急いてはことを仕損じる』というのはこのことですね。 反省します。

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