『姫路城もあの立派な石垣や基礎がなければ...』
この歳になると親の小言も何か懐かしく思い出される。
数え切れないほど聞いたと言ううことは、それだけ 基礎を疎かにする子供であったのに違いない。
本人としても自覚はある。
ということはさておき、タイトルのベースはスキー・スノーボードのWAXのベースワックスのことである。
今年に入ってからまだスキーには行っていない。
先週、前の職場の友人から電話がありスキーに行こうと誘われた。
車を変えたのでキャリアーからスタッドレスすべて合わなくなったので、自発的に『スキーに行こう!』とはあまり思わなくなっているので、有り難いお誘いでした。
そんなこんなでお礼を兼ねて彼のボードのワックスを塗ることに...
ホットワックスには、対応温度があります。 滑走時の雪温にあわせてワックスをぬる必要があるのです。
そして、各ワックスごとに溶ける温度も変わります。
この度使用しますワックスでは、黄色が一番高温で赤がその次、青が一番冷たい雪ようです。
当然、ゲレンデも最上部と下部では雪温も変わって参ります。それに対応するためにベースワックスには様々な温度のワックスを配合するわけです。
黄色から順番に専用アイロンでソールにWAXを溶かして落とし、まんべんなく伸ばします。
そしてその後スクレーパーなるもの(プラスチックの定規みたいなやつ)で余ったWAXを取り除き平らにします。カンナかけみたいなものです。
これを各温度別に何回か行った後、実際滑走の時の温度を想定して(今回は来週末の若狭氷ノ山という事で多分、湿雪なので”フッ素配合の1℃/―4℃ )滑走ワックスを塗り同じようにスクレーパーで削る。
その後削りカスをブラシで除去し、ビニールブラシで再度ワックスを摩擦熱で溶かしながら余分なワックスやカスを取り除く。
この滑走ワックスにフッ素配合を使うとかなりすべりが違う。
だけどフッ素は剥がれやすいので、ベースワックスをしっかり作る事で結合力が上がるらしい。
簡単な作業なのですが何回もしなければいけないのでめんどくさいです。
我流なのであまり参考にはなりませんが、『がんばったんなぁ』と自分をほめてあげたいので日記に書きました。